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現在の活動





SHERRY班

SHERRY班とは



Q1そもそもSHERRYとは?

名前SHERRY班
創設2011年2月22日
構成員2回生11人 1回生15人
班長かじたか
外部顧問
A1 SHERRYとは、’Share & Reuse’からつくられた造語で、日常生活の中でまだ使えるものをコミュニティの中で再利用(Reuse)して、共有(Share)していくことを軸に、「リユースシステムを構築することで、より多くの人を環境活動に巻き込む」活動をしています。環境活動というと、なにか少し無理をする、我慢をする、というイメージがありませんか?しかし、私たちが構築しようとしているリユースシステムの理想的な姿として、そのような無理・ 我慢をなくし、「不要になったものを提供する人」にとってもハッピーであり、また「それを次に利用する人」にとってもハッピーである、皆にとってハッピーかつ持続可能なシステムというものを描いています。
 モノを「所有すること」から「使うこと」へ価値を見出してほしいという想いから、Reuseだけではなく、あえてShareを活動の軸に入れているのもこの班の特徴です。 今後も、より多くの人を活動に巻き込めるよう、私たち自身も楽しみながら、コミュニティに溶け込んだ活動を展開していきます。

Q2なぜReuseなのか?-マクロの視点から-

A2 私たちが多様な種類のある環境活動の中で、なぜ ’Reuse’ を選んだのか、まず明確にしておく必要があるでしょう。Reuseというのはご存知のとおり、廃棄物問題に対する環境活動の3R(Reduce、Reuse、Recycle)の2番目の活動として取り組まれているものです。世界では人口増加に伴い廃棄物量も年々増加してきましたが、一般廃棄物も産業廃棄物も発生量は1990年以来横這いとなり、また特に産業の分野では最終処理場に回るものは大幅に減少し、資源の循環利用率は1990年で約7.5%、2016年で15.4%とかなり向上していると言われています。
 しかし未だに廃棄物の発生量自体はほとんど変わらず、『Reduceが思うように進んでいない』ということ、そして先ほど徐々に向上していると述べた『資源循環利用率のReuseの占める割合はたったの1%にも満たない』という現状があるということが問題となっています。これはつまりRecycleが99%を占めるということですが、RecycleのほうがReuseに比べて再資源化して新たに製品を作るためにかかる分の環境負荷が大きいということを考えると、可能性があるのならもっとReuseを推進していくべきだと考えています。

Q3なぜReuseなのか?-ミクロの視点から-

A3 Q2ではReuseに関する世界的な現状から理由を述べましたが、実際に私たちが活動しているのはもっと単純な理由で、「もったいない」という想いです。各家庭で古くなったり使われなくなったりして、捨てられてしまうものの中にはまだ他の家庭なら必要とされるものが沢山あります。また、家庭から出るトイレットペーパーの芯や牛乳パックなどもアイデア次第では魅力的なものに作りかえることが出来ます。自転車の中にも、まだ使用できるのにも関わらず、遠くに引っ越すことを理由に放置され、処分されるものが何十台、何百台とあります。
 私たちは、リユースシステムを構築することで人と人とを繋ぎ、「まだ使用できるもの」に新しく利用価値を与えることで、環境問題解決に貢献していきたいと思っています。

活動内容

 現在私たちは大阪大学豊中キャンパス内で主に活動を行っています。ここではフリーマーケット、ワークショップについてご紹介します。
 

フリーマーケット

 大阪大学で毎年行われているまちかね祭という学祭においてフリーマーケットを出展しています。家庭内に眠っている不要品をSHERRY班で回収し、その後学祭において希望者に販売することによってごみの削減を目指しています。

ワークショップ


 吹田市のくるくるプラザで定期的にワークショップを行っています。トイレットペーパーの芯など普通なら捨てられてしまうような身近なものを使って制作しており、子供たちに再利用のもつ可能性と新しいものを作る楽しさを知ってもらうことを目標としています。ワークショップには大阪大学やその周辺で回収した資源を利用しております。

これまでの活動

ワークショップ2023年12月10日

吹田市のくるくるプラザでワークショップを行いました!今回はペットボトルを使ってけん玉を作りました。ペットボトルをマスキングテープや色ペンでカラフルに飾り付けしたり、皿の大きさも子供たちによっていろんな大きさがあったりと、個性溢れるけん玉たちがたくさん出来上がりました。 今回もたくさんのご参加ありがとうございました。

こどもフリマ2023年11月23,25日

枚方パークで行われた株式会社REGATE様主催のイベントにお手伝いとして参加しました!子供たち自身が出店を行いつつ、他の子供が出店したお店で買い物を行い、お金について学ぶというイベントです。 私たちはフリマのサポートや、ゲームコーナーと会場の設営などを手伝いました。

フリーマーケット2023年11月3,4,5日

SHERRY班は毎年恒例のフリーマーケットを行いました。沢山の地域や阪大生方にもご協力頂き、今年度も多くの物品が集まりました。 ビラ配りも、物品回収もSHERRY班員が行い、販売も行いました!皆さんお疲れ様でした! 誰かが要らなくなったものを、別の欲しい人にとどける。3Rのリユースを身近に感じられる機会になってもらえたかなと思います。

くるくるワークショップ2023年8月20日

今回は紙パックを使ってルーレットを作りました。「今日の夜ご飯」や「お手伝いする家事」などテーマを決めて書いて、お家でも使える世界に一つだけのルーレットを完成することができました。 キリで穴を開けたり、紙パックをハサミで切る工程で少し難しい部分もありましたが、みんな自由に楽しそうに工作していました。GECS側としては、1回生の子たちが初めてワークショップに参加しました。子どもたちとおしゃべりしながら楽しく活動できました。

くるくるワークショップ2023年3月12日

牛乳パックを用いてシューティングゲームを製作しました。今回は工作するだけでなく、実際にボールを飛ばし的に当てて遊んだので、子供たちが元気いっぱい動き回る姿が見られました。大学生も子供たちと一緒に遊び、交流を深めることができました。

くるくるワークショップ2022年12月11日

牛乳パックと輪ゴムを用いて「びっくり箱」を製作しました。シールや色ペンで飾り付けをして自分だけのびっくり箱を完成させることができました。 親子や兄弟姉妹で一緒に参加してくれた方も多く、GECSメンバーとともに楽しく工作ができました。たくさんのご参加ありがとうございました。

まちかね祭フリーマーケット2022年

 SHERRY班は毎年学祭でフリーマーケットを出店しています。沢山の地域の方に物品を持ち寄っていただき、それを班員が回収・値段付けなどを行って出品しています。 誰かがいらなくなったものを別の欲しい人に届ける。3Rのうちの「リユース」を身近に体験できるイベントです。

こどもフリマ2022年11月19日

 りゆすた様が主催されるイベントにお手伝いという形で参加してきました!こどもたちがそれぞれフリマを出店しました。私たちは子供たちのサポートのほか、ブースでSDGsについてのワークショップなども行いました。 子供たちが楽しそうに活動している様子を見られたことは、自分たちがフリマを行うだけでは得られなかった貴重な経験になりました。
  • りゆすたHP
  • 傘Reuse2013年12月~2014年8月

     SHERRY班の活動の原点でもあるのが、この共用傘企画です。ここで使用しているビニール傘は豊中キャンパス付近のコンビニエンスストア数店にご協力をいただき、一定期間以上保管された忘れ物の中で使用できるものを頂いております。急に雨が降ってきたときに学内で利用してもらうため、豊中キャンパス内の数カ所に写真のような傘立てを設置しました。また、学生に何回も繰り返し利用してもらうために盗難防止として傘にカラフルな装飾を施しました。
    現在、傘が返却されないなどの問題が発生したため傘は設置していませんが、企画を見直して活動を再開する準備を行っております。

    チョークde絵の具2011年12月11日

     まちかね祭のGECSのワークショップスペースにおいて、来場者の方と一緒に、チョークを利用した絵の具を作り、1つの作品を作り上げました。阪大内で、小さくなってもう使用されていない色んな色のチョークを集めてきて、それを砕いて水性絵の具を作りました。様々な世代の方に「もったいないもの」から芸術作品を作り上げるという、小さな環境活動を体験していたくことができ、また素敵な作品ができあがりました。

    キショい傘2011年11月

     まちかね祭のGECSのカフェにおいて、「阪大にあったらいいな」「自分が出来る環境活動」を短冊に書いてもらい傘にくくりつけて、「短冊がいっぱい垂れ下がったキショい傘を作ろう!」という企画を実行しました。結果は大成功で、アイデアの種をたくさんいただきました。皆さん協力ありがとうございました。